汲み取り式便所(ボットン便所)の臭い
今振り返ると、移住後一番最初にするべき作業だったのが、
便所の臭い対策でした。
移住先の家は、そこそこ広い家だったため、
1Fと2Fにトイレがありました。
移住後は、2Fの部屋をメインに生活を始めたため、
そのまま2Fのトイレを使用するようになりました。
2Fですから、下までの距離はかなりあります。
臭いは大丈夫かなぁ~と思い、臭い対策は後回しに
なっていました。
また、汲み取り式トイレでしたが、
汲み取り式では現在一般的なのか、無臭トイレ?という、
子供の頃のボットン便所とは少し違う感じがしました。
臭突もあり、少し安心していました。
甘かった。最初こそ臭いもなく大丈夫そうでしたが、
日に日に臭うようになりました。
と言っても、1Fのボットン便所に比べれば、
全然臭いがないほうだと思います。ほのかに香る感じ(^^;
とはいえ、移住時は6月、標高が高い山の中ですから、
多少は涼しい夏とは思いますが、今より暑くなるのは確実。
ほのかに香る今しかありません。
臭い対策をインターネットで調べました。
トイレの消臭
インターネットで調べた限りで、一番良い方法は、
トイレの換気扇、トイレファンを付けること。
注意して欲しいのは、トイレ内換気扇ではありません。
トイレの便槽から出ている臭突と呼ばれる、
臭いを逃がすための煙突みたいなものの先端に、
取り付けるファンです。
この機種がお手頃でしたので購入しました。
作りはお値段なりのもので、臭突の長さを考えると、
大丈夫かなぁ~と最初は思いました。
ちょっと見づらいですが、写真のように、
臭突の先端に被せる感じで取り付けます。
あまり考えずに購入したのですが、
一応臭突の大きさを確認してから購入が良いかも。
ある程度は、調整して取り付けられますので、
ほとんどの臭突で利用できるかと思います。
結果とコスト
結果
劇的にというか、無臭トイレになりました。
素晴らしいの一言。
このトイレファンを正しく稼働させるためには、
トイレ室内の窓を少し開けて外気を常に入れることです。
大きく開けてはいけません。
外気がトイレ室内の空気を、
室内から便器、便器から便槽へ押していく
⇒押された空気が臭突に吸い込まれる
⇒便槽から上がってくる臭いも、臭突に押し出してくれる。
⇒常にトイレ室内はクリーンな空気!
汲み取り式便所、ボットン便所では、
トイレ室内換気扇(外に空気を出す)は、
逆効果になります。
むしろ臭いが上がってくるのを助けて、
トイレ室内が臭います(^^;
大きくトイレ室内の窓を開けるもの、
同じことです。
正直、2Fボットン便所の「大」利用の快適度は、
水洗便所を超えてます。
一気に物も臭いも、真っ逆さまに落ちてスッキリ!
コスト
本体価格ですが、私はホームセンターで購入したのですが、
ネットでお安く売っています。1000円ちょっとです。
OHM/オーム電機 VT-16 OHM トイレファン先端形
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トイレファンを取り付けたら、基本電源は入れたままにします。
電気代は、14W(60Hz)1kWh27円 30日計算した場合、
1ヵ月の電気代は、10.08kWh 272.16円
になります。月に300円弱で快適なトイレ環境が
得られるのなら、お安いのではないでしょうか?